注文住宅の設計工務店、兵庫県尼崎市のUSMORE - アスモア -

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ブログ blog

2018.02.06

鷹の目、蟻の目。

さて、今回も検査のハナシです。勝山です。

前は配筋検査を少しご紹介致しました。お次は、「躯体検査」です!



躯体とは・・・建築物における構造体のこと。基礎、壁、柱、屋根等々...

ざっくりと、こういったところでしょうか。

さて、この検査では何を見ていくのか。



基礎は別の機会に検査を済ませてあるので、柱や梁、壁、床板などの確認をします。

それぞれをつなぎ合わせている金物はきちんとついているのか。

その金物の種類は合っているか。締め忘れは無いか。

釘打ちの間隔は適切か。構造材の種類は図面通りか。激しい割れや欠けが無いか。etc...

このタイミングで、柱などに吹き付ける防蟻(シロアリ防ぎ)施工済の確認も行います。



勿論どの検査も大切な確認作業なのですが、ここの検査も超・重要な検査だと僕は考えています。

それはなぜか。

家を大まかに3つに分けると、

  • 「躯体」...先述したように、基礎・壁・柱・屋根など、建物の構造に関わる箇所。
  • 「設備」...電気、水道、ガスなど、いわゆるライフラインに関する設備。
  • 「仕上」...内外装における、最終的に目に見える箇所。字の如く仕上げのこと。

これを更に人間の身体に例えると、

  • 躯体骨、筋肉
  • 設備血管
  • 仕上皮膚、爪、髪、顔など

こういう風に僕はイメージしています。

何度も言いますが、どれも無くてはならない大切な存在です。

その中でも「躯体」は「骨や筋肉」だ、と考えると?そう、超・重要なんです。

重要なタイミングでの検査で見落とさない為に、

広い視野詳細に気付く眼、二つの見方をもって確認します。

お気付きでしょうか。そう、「鷹の目、蟻の目」なんです。

上空から見下ろし広い視野を持つ鷹の目...。
自身も小さく細かな所も見ることのできる蟻の目...。

どちらか片方の見方だけでは気付きの多さが大きく違います。

できるだけ多く気付けるように、日々、知識と集中を携えて、検査に向かいます。



全てはお客様の安心の為に。

以上、勝山がお送りしました。