注文住宅の設計工務店、兵庫県尼崎市のUSMORE - アスモア -

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ブログ blog

2020.01.17

あの日のこと・その日のために

こんにちは。コーディネーターの吉川ですm(__)m
 
やはり今年も早く目覚めてしまいリアルタイムで黙祷しました。。。
25年前の今日・・・
当時23才の私は神戸市灘区の山手に住んでおり被災しました。
辛うじて幸いな事に当時の住まいは一部損壊で大きな被害は免れましたが
ライフラインの断絶は長らく続きました。

私は当日、この画像の六甲道北側の宮前市場付近が
燃え落ちていくのを余震が続く中、
六甲台からただ見続けるだけしかできませんでした・・・

翌日水と食料を求め阪急六甲南側まで降りると
全ての世界は変わっていました・・・
苦学生が住んでいたボロアパートがペシャンコ・・・
その前には畳をひっぺ返し殴り書きした
○○アパート 神大生×年生名前と死亡何名・・・
生き残った者の行き先・・・安否情報を見た時、、、
時々見かけてたあの学生さんらや・・・と同世代の私の
その時の気持ちは言葉では今も現せれません。。。
目の前に剥がされた畳に乗せて倒壊した家屋から自衛隊員らに
運ばれていくご遺体を幾度となく見送りました。
言葉にならないショックなシーンが25年も経ったのですが今でも蘇ってきます。。。(T-T)
また今日の日を心に刻み・・・
いま、この建築業界に身を置いている立場として、
またあの震災が風化する中で、大切なご家族の命と財産を守るべく
安心して暮らせるお家を提供出来る様にすることが使命だと気を引き締める思いの日でもあります。

あの日のことを決して忘れず

そしていつか来ると言われてる東南海トラフ地震・・・

その日のために。

色んな想いの中で亡くなった方々に恥じないように
私達がまた阪神大震災を知らない世代にも伝えていかねばならないと感じています。

建築業界に携わる身としてこれからもお伝え提案し精一杯の使命をこなしていきます!

あの時よりも綺麗に強くなったこの阪神間の土地と人をまた愛し生きていきます・・・

そしてその日のために今一度皆さんの周りの大切な方々と話し合ってみてください。

合掌・・・