注文住宅の設計工務店、兵庫県尼崎市のUSMORE - アスモア -

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ブログ blog

2017.11.14

間取りのはなし 明るい家シリーズ-1(上から光を)

お待たせしました 設計担当サトウです

いきなり始めちゃいます~!
え~住宅で
さあ間取りのご要望は?と聞かれると・・・何を希望されます?

明るくて風通しをよく
家事動線がスムーズで
地震に強くて断熱性と気密性もあって
家族とコミュニケーションが取れて
自然素材で体にいい内装
庭でガーデニング・BBQ・キャンプファイヤーがしたい
スベリ台・ブランコ・ジャングルジム・ボルタリングの壁が欲しい・・(^O^)
などなど・・・限りなく出てきますよね!!!!永遠に~♪

で 200%出てくるのは取りあえず「明るい家!
(とりあえず「ビール」くらい 笑)・・・デ・ス・ヨ・ネ

南側のリビングに大きな窓を付ければ明るくなるし~!
・・なかなかそんな訳にいきませんでして。。
特に狭小地(あまり大きくない土地)では
土地の形・土地の間口の広さ・方位・道路の向き・隣の建物・建築基準法etc・・
いろんな規制に気をつけながら、快適に過ごせる様に
実際に住んでいる気持ちになってこーかなあ〜かなって
めっちゃ悩みながら考えていくんです。
何年やってても簡単にできません((;´д`)。

今日はその「明るい家!」にするにはどーすれば良いのか
極秘に、少しずつですが教えちゃいますぅ。

狭小地でいかに明るく快適に過ごせるか!!を考えていきます。

まずなにが思い浮かびます。
ちょっと家に興味のある人なら
・・・
そー「吹き抜け」っすね。
まずは「吹き抜け」の取り方について

明るい家シリーズ-1

★上から光を


◆吹き抜け↓
吹き抜けとは一般的には建物の1階から数階に渡って
天井がなく上下がつながっている空間のこと
↓  ↓  ↓  こんな感じ




南側の建物と敷地の境界線が狭くて
お隣に背の高いマンションやビルが建っていれば
南側に吹き抜けをとっても・・効果半減(;´д`)
周りの建物をみて、建物と建物の隙間を狙って吹き抜けの窓を決めちゃいます。

1階

 

2階

その吹き抜けの下にダイニングやリビングを持ってきちゃいます!

北側リビングでも!!(あくまでも南側に建物の空きが取れない場合ですよっ)


このお家は北西に建物と建物の
隙間を狙って吹抜けを設けて
大きめの窓をつけています。
・・・どーですか?
・・・明るい!
大丈夫でしょ!!

・おまけ情報
お隣の壁が白っぽければ反射の光でも結構入ってくるんですよ


★階段も実は吹き抜け

間取り上どーしても吹抜けは難しい!そんな場合は・・・


リビングに階段を設けると階段って実は吹き抜けの役割をするんです!!
ストリップ階段(蹴込板を無くして階段下を空間で開けたり)や手すりをできるだけオープンにして
壁に窓をつければOK!

どぉ~?
めっちゃ明るいではおまっ!

次回は
明るい家シリーズ-2
★北側にリビングで明かりを取れ!!
です。
お楽しみに